ギター教室は花粉症の生徒さんが多い?

JUGEMテーマ:花粉対策

 今日は火曜日。私ペぺ田代はペペタス・ギター教室 行田校にてレッスンです。どうやら私は、本格的に花粉症の症状が出てしまい、大変です。 先週末は、鼻腔内に「膜が貼っている」ような感じがあり、家内をはじめ花粉症ベテランの皆さんから「典型的な症状だ」と言われました。
 で、昨日、今日は「目のかゆみ」がひどいです。それも、夕方5時近辺になると急にかゆみ出しました。夜までズ~ッと続きます。対処としては、写真でご紹介のお二人に教わって「目を洗う」のが一番効果的みたいです。
 かゆみのひどい時は、レッスン中に中座させていただき洗うのですが、ずいぶんと楽になります。で、思いました。「男は楽ですね」。化粧を気にしなくて済むから、短時間で気軽に洗眼出来ます。
 以前、「洗眼薬~仰向けに顔を上げて、マバタキをしつつ洗うタイプ」を使ったことがあったのですが、水でざぶざぶ洗うほど効かなかったような気がします。
 お二人は、同じ職場で働いている会社員の方(OLさん)で、職場のある熊谷から通っていただいています。別々に(時間差)で来校し、帰りはご一緒に熊谷まで。秩父線を利用して、来てもらっています。帰りは、車ですね、熊谷までは。お一人は、その先が遠いのです。なんと、本庄市なんです。遠路来校いただいて、感謝してます。
 で、ご覧のようにお二人共「マスク」なのです。お一人は「花粉の各種タイプ~初飛来に反応し、発熱」してしまうのだそうです。日常の症状は「鼻水・鼻詰まり・目のかゆみ」は言うに及ばず「息苦しさからくる、ボーっとした感じ」までのフル装備。いやー、大変です。
 でもギターレッスンは、しっかりやります。今日はチャーチモード(教会旋法)の練習でした。アドリブとフィンガーボード(指盤)の理解のために。
 もうひと方は、カーペンターズの「オンリー・イエスタデイ」のメロディー弾き。これは、5月3日池袋・自由学園にて開催の「ペぺタス生徒さん発表会」で演奏予定で、お二人の二重奏(ギターデュオ)です。そのころには、マスクも取れるでしょうか?
ちなみに「イエスタデイ・ワンスモア」と「トップ・オブ・ザ・ワールド」の3曲メドレーを予定してます。
またいつか、お二人のことを詳しくご紹介したいです。マスクが取れた時期に、ご紹介します。

 今日はもう一人、ひどい花粉症の生徒さんがいて、こう言ってました。「意識すると鼻水が出て、目がかゆくなる」と。仕事に没頭していて、花粉症を忘れていると、症状に気付かず時が過ぎている、と。で、あるきっかけで、マスク姿を見た人などから「花粉症なの?」なんて言われた瞬間に「鼻水が出る」のだそうです。
この意見に同意する花粉症ベテランさんが多いのだと、彼は力説してました。ならば、やはり私も「自分が花粉症なのを認めるのはやめよう!」ということで、明日からまた頑張りましょう。どんな時でもギターは楽しい!

JUGEMテーマ:ギター教室

ヤングミセスの二人組ギターレッスン

JUGEMテーマ:音楽

 暖かくなってきた途端、花粉の量が一気に増えました。花粉症の方はつらいシーズンの到来ですね。今年の花粉量は5倍との予想で、気が重いでしょうね。
 私ペぺ田代は、数年前まで花粉症ではなかったのですが、ここ数年疑わしいのです。慢性疾患のため、抗ヒスタミン剤を毎日服用しているので、自分が花粉症になってしまったのかどうか、判別しがたかったのです。
 が、花粉症歴8年の家内に聞くところ、自覚症状が典型的な花粉症に適合していて、そろそろ「年貢の納め時」ならぬ、「病気の認め時」になってしまったようです。
 今日も生徒さんの紹介です。ペペタス・ギター教室の埼玉・行田校へ通っている、ヤングミセス二人組、久美ちゃんと優子ちゃんです。
 お二人は、中学、高校と同じで、ギターを始めたのもバンドも一緒とのこと。ご入学いただいたころは、お二人とも独身で、もう長いおつきあいをさせていただいています。
 お互いに仕事も家庭もある現在、当校のギターレッスン時に定期的に会うのが、楽しみの一つであることは言うまでもないでしょう。とても楽しく、レッスン、雑談に時が過ぎます。
 現在お二人はバンドをやっていないので、ギターデュオでお好きな曲をいろいろ選び、練習しています。お気に入りのバンドのCDから選曲したり。お互いの結婚式でも演奏しましたが、その折はその曲を集中的に練習しました。

 その披露宴のことは後日、改めてご紹介します。ウエディングドレスでエレキギターを持つ姿は、とっても「素敵でかっこいい」のです。この話をすると、皆さん「エ?本当に?」という反応をしますが、写真で見てみると、「素敵~!!!」となります。100%。
 私は、ペペタス発信で「エレキギターな花嫁」を大々的に広めたいので、ぜひぜひ見てください。
 最近は大貫妙子さんの曲を、リードとバッキングに分かれて演奏したり、以前は山崎まさよし、スマップの「セロリ」を同様に、ギター2本で楽しんだりしています。

 ペペタス・ギター教室でのレッスンを軸に、互いに末長い、楽しいお付き合いを続ける久美ちゃんと優子ちゃんのお二人。その例を皆さんも、参考になさっていただきたいですね。
 高田馬場校には、こんなケースに合わせてお得な料金設定をした「レディース・フレンド・コース」も用意されています。レッスン帰りに「お茶や一杯や食事」などを楽しまれるケースも多かったですよ。ぜひ皆さんも始めましょう!
 次回は優子ちゃんの結婚式の様子を紹介したいと思います。かっこいい「ドレス&レスポール」に乞うご期待を!

JUGEMテーマ:ギター教室

ミーティングの一日

JUGEMテーマ:ワイン

 今日、私ペぺ田代は終日、各所でミーティングで、ペペタス・ギター教室高田馬場校でのレッスンはお休みになりました。今日の話題は、演奏のご案内と、おいしいワインの話。
 今日、午後2番目のミーティングは、池袋にある、私の大好きな建物、フランク・ロイド・ライト設計の重要文化財「自由学園 明日館」にて、演奏のオファーをいただいたので、その打ち合わせ。
 写真は、企画担当の甲斐さんと、美しい午後の光に記念撮影しました。私が横に広いのではなく、甲斐さんが狭いのです。念のため
 3月末~4月頭にかけて、明日館主催のイベント「夜桜見学会」にて、演奏することに決定しました。これは、素晴らしい建物に夜桜を、おいしいビールと共に楽しもう!というイベントで、季節ごとにテーマを変えて定期的に開催されています。詳しくは、右欄外のリンクからご覧ください。
 私の演奏日程は4月5日(土)夕方6時~になりました。「ペぺ田代プレイズ・エレクトリック」と題し、おなじみのポップスなどをエレキギターで演奏します。詳しくは、日程が近付く中、このブログで何度かご案内します。

 次は桜木町で、音楽プロデューサーのK氏と、長丁場のミーティング。桜木町駅を降りて、青空に「みなとみらい」が見えます。本当に今日は光が美しく、目に楽しいです。気分も良いですね。
 2時間以上、じっくりと話しこんで、気が付くと、外は夜。K氏と一緒に一杯です。


 グルメのK氏とご一緒させていただく時はいつも、店から飲み物から、セレクトはすっかりお任せで、大変楽しみにしています。
 聞くと、最近は「ワイン持ち込み」をよくなさっているそうで、今日は、私のために「ブルゴーニュの1997年」を持参いただいたとか。
 いきおい、美酒に釣られて、足取りも素早くなります。

 店は、桜木町駅から程近い「野毛小路」飲食街にある「大黒屋」さん。ウナギ、てんぷらを中心に、季節の魚が揃い、実に良い食材が堪能できました。どの料理も雑味が無く、すべてがおいしかったです。
 用意いただいた「ブルゴーニュ」とも実に良く合い、興味深い会話とも相まって、楽しいひと時が、あっという間に過ぎました。

 突き出しに「イカ、エビ、タケノコのアボガド和え」。これがおつな冷菜でした。
 「スモークサーモンと水菜のサラダ」に「畳イワシのチーズのせ焼き」。
 写真に撮るのを忘れましたが「カンパチ刺身」「鳥の山椒焼き」「ウナギ白焼き」など。どれも、結構な味でした。値段も安い!

 1997年は、南ヨーロッパを中心に、大変に暑い夏で、スペインでは熱射病で亡くなった方も多かった年。私はその夏、スペイン・アンダルシアにいましたが、すさまじかったです。セヴィーリャで昼間、48度だったな。まあ、要するにこの気候のおかげで、秋にブドウが素晴らしく実ったわけです。
 で、今日のワイン、素晴らしかったです。初めは細身に感じますが、時期に空気になじみ、柔らかい香りに、スパイシーな後味も加わり、ゆっくりと香りを楽しみつつ、「飲む」というより「吸う」感じ。
 古典落語「猫の災難(犬でやる場合も多い)」に「酒は飲むより、吸うほうが効くな~!」といったくだりがあるけど(小さん師匠バージョン)、そんな感じで、気分良く!
 飲み終わる頃には甘味がぐっと増して、濃厚さも楽しめました。K氏と共に「いつまでも吸っていたいですねぇ」と、舌なめずりをしつつ。

 こんな感じで、皆さんにも、気分だけはおすそ分けです。ハッピー!

猫の日によせて

JUGEMテーマ:にゃんこ

 今日は日曜日で、ペペタス・ギター教室は定休日で、私ペぺ田代もお休みです。昨日、高田馬場教室でレッスンしていましたが、風邪がぶり返したのか、昼頃から気分が悪く辛かったです。帰路も、今日同様の冷たい強風で、大変だったです。皆さん、体調管理はいかがですか?
 体調が良いと、休みの日曜日は、特に予定がなければ、家内と家の近くを1~2時間くらい散歩します。私は現在、埼玉県戸田市に住んでいて、埼京線開通に合わせ開発が進んだこのエリアは、「街」としての歴史がない分、散歩コースもつまらないですが、唯一、気分良いコースが「荒川の河原」コースなんです。
  
 今日になって知ったのですが、2月22日は「猫の日」だとか。なので、今日の話題は、「河原のネコ」。
 ここに掲載した写真は全て、昨年1月に撮影したものです。私は散歩の折、この猫達と遊ぶのを、すごく楽しみにしていました。彼らは、河原に住んでいたホームレスの人に飼われていた猫達で、可愛がられていたせいか、人を怖がりませんでした。
写真は、「私の呼びかけに、集まってきたところ」です。

  この猫達は、清潔にされていて、健康状態も毛並みも良い猫ばかりでした。
 次の写真は、みんな揃って、まずは私の周りを、グールグル。私は、家内に「猫つかい」と呼ばれているので、猫を遊ばせるのは、おてのもの。
 カラスに白、三毛に茶トラ、キジトラなど、いつも10匹位出てきました。特にカラスの「クロ」が私によく懐いていて、一団をリードして出てきます。クロは、まずは率先して遊ぶけど、他のみんなが遊び始めると、一歩引いて見てました。正にリーダーの性格を持った、立派な奴でした。
 猫もみんな、それぞれ性格が違って楽しいです。飼い主のホームレスの人も、「よろしく遊んでやってください」と言っていたし、まったくもって、散歩の楽しみでした。

 みんなに「ズボン登り」の芸を仕込もうと思って、やっている写真です。猫を疲れさせるのは、何といっても「ジャンプ」なんだそうで、運動不足を一気に解消!
 まだまだ子猫だった雄猫は、もうジャラシに我慢できず、すぐに飛びついてきました。まったくもって、かわいいもんです。すぐに、何匹も「ズボン登り」大成功となりました。楽しかったな。
 それが、ある日を境に、この猫達も、ホームレスさんも、その人の小屋も、コツゼンと無くなってしまったんです。心配だし、非常にがっかりしましたが、他のホームレスさん達に、「あの人と猫達はどうしたのか?」と聞く気にもなれず、そのまま今日に至ってしまいました。
 今でも毎日、電車の窓から、いつも彼等がいた辺りを、目で探してしまいます。

 猫にとって何が幸せなのか?、と考えてしまいました。行田教室では、キジトラの「ロビやっこ」というのを飼っていますが、暖かくヌクヌクと、しかし去勢、管理されて生きるのか、明日のわが身も知れず、外で思いのままに生きるのか、と。
 単純な問題ではありませんね。答えも無いし、まあ、人生問答と同じこと。でも、まあ、猫と遊ぶのは、私にとって、すごくハッピーなことだし、きっと猫も楽しいのでしょう。だから、その時間を共有できるのは、人生をハッピーにする「ファクター」であるのは間違いない。
 皆さんも、出来ることなら、ギターと猫を正しく愛して、社会と共存して、ハッピーライフといきたいものですね。
 中央手前のカラス君が、一番仲良しだった「クロ」です。その後、どうなったのやら・・。

 ちなみに、家内が書いたブログ「ペタカメ・ブログ」にも、違う日のこの猫達の紹介があります。ペペタス・ギター教室HP(右欄外にリンク)のトップページ中央下段からのリンクです。ご覧ください。

氏神様と神社、おふだ

JUGEMテーマ:旅行

 今日はペペタス・ギター教室、戸田公園教室でのレッスン日。昼休みを利用して、散歩に出ました。素晴らしく良い天気で陽気も暖かく、私の風邪の具合も良くなってきたので、出かけました。
 昨夜、高田馬場教室から戻ると「埼玉神社庁」から封書が届いていました。開けてみると、先日申し込んだ「おふだ立てプレゼント」に当選したので、「おふだ立て」を送って頂いたもので、ご親切にも、私が併記していた質問への回答も同封されていました。ありがとうございました。
 で、質問ですが、それは「おふだ」はどこで求められるのか?と、氏神様はどこですか?という2点。
 で、おふだをわけてくださる神社は、蕨市の「和楽備神社」様ということで、まずはそちらへ向かいました。
 天気が良く、やや汗をかきつつ、気分良く歩きます。私は、蕨のこの界隈を歩くのも初めてなので、古い町並みや商店街の規模にもビックリしました。古い史跡なども多いようで、また今度、ゆっくり散歩したいと思いました。
 蕨市役所の並びに「和楽備神社」はあり、なかなか立派で歴史ある神社らしいです。境内に入ると、清らかな空気に心も和みます。事前に電話でお願いしてあったので、社務所ですぐに、おふだを頂けました。お参りをして帰路へ。

 その足で、氏神様の「氷川神社」へお参りしようと、裏道を歩い行くと、何度か道に迷ってしまいましたが、好天のおかげで気分良く歩けました。途中、帽子を落としてしまったのに気づいて取りに戻ったりと、やや手間取りましたが、無事こちらの氏神様「氷川神社」へも参拝をすませ、気分もスッキリ。神社の参道脇の「すすぎ場」では、少し春めいた日差しの中、子供たちが元気に遊んでいて、かわいいもんでした。「おじさん、神様に来たの~?」と尋ねられました。まだまだ「舌足らず」で可愛かったな。で、仕事があるので早速帰路へ。

 で、早速おふだを「おふだ立て」におまつりしました。この「おふだをおまつりする作法」ですが、実は先日まで知らなくて、たまたま目にした「江原啓之」さんの著書で知りました。で、それにのっとって、おふだを2枚、頂戴しないといけないのが分かり、「おふだ立て」を頂戴したのを機に、早速、今日の散歩となったわけです。
 その作法とは、御覧のように、おふだを3枚重ねておいていますが、それには順番があって、
(1)伊勢神宮のおふだ「天照皇神宮」
(2)地域の氏神様のおふだ
(3)自分の崇拝する神社や旅先で求めたおふだ
の順にするのだそうです。わたしは、全く知りませんでした。

 毎年、初詣をし、散歩中にはしょっちゅう神社にお参りし、挙句に境内の御神木に手を触れて「邪気を吸い取ってもらい、良い気を頂戴している」などなど、毎日の生活の中で、沢山、神社にお世話になっているのにもかかわらず、40年以上生きていて知らなかったとは、まったくもってお恥ずかしいかぎり。
 しかし、これを境に知ることができ、またこうして、ギターファンの皆さんにもご報告がてら、周知できたので、良かったです。
 ちなみに、氏神様は、神社庁で教えてもらえます。各都道府県にあるようです。HPもあるので、検索してみればすぐにわかりますよ。
 みなさんも、身近な神社を散歩の通り道にして、心を洗ってみましょう!

俳優を目指す生徒さん 田村良太君

JUGEMテーマ:音楽

 今日もまた、ペペタス・ギター教室、高田馬場教室からの生徒さん紹介です。今日紹介するのは、俳優を目指して活躍している「田村良太」君。
 田村君はアメリカ人のお父様を持つハーフで、そのテネシー出身のお父様の影響で、幼少の頃から自宅で、カントリーやジャズに親しんできたバックボーンがあります。
 当教室に通っている目的の一つは、【「自分のルーツ、バックボーンであるジャズやカントリーや、アメリカの古い音楽」を本格的に学び、「本物のフィーリング」をもってパフォーマンス出来るよう取り組む】ことです。
 また、もちろん彼が受ける様々なタレント・オーディションなどでの自己PRで、そういった部分をアピールで出来ことも、目標のひとつでしょう。
 「恋人よ、我に帰れ!Lover come back to me!」「愚かなリし我が心My foolish heart」「スターダストStardust」などの往年の大スタンダードを始め、「テネシーワルツ」などのカントリースタンダードも、彼の手の内に収まったレパートリーになりました。「スイングSwing」、「黒人のノリ」にじっくり取り組んだ「ギターカッティング」にのせての弾き語りは、カッコイイです。
 最近は、ブルース、ロックのアドリブに取り組んでいて、この写真はそのレッスン中のカットです。

 彼はすでに、いくつもの仕事をこなしているので、どこかで彼を見たことがある人も多いと思います。
 「再現VTR」やCM、映画、ドラマの出演から、カットモデルとして雑誌を飾ったりと活躍中です。音楽好きな人は「175R(イナゴライダー)」というバンドのヒット曲「ハッピーライフ」のプロモーションビデオでの田村君を目にしている方も多いのでは?
 将来は俳優として活躍できることが、彼の目標だとのこと。

 この写真は、昨年6月、池袋・自由学園にて開催した「ペペタス・ギター教室、発表会」での写真です。
 このステージに向けて、私ペぺ田代が田村君に目標として要求したのは、「音で空気、雰囲気を作れること。したがって【映画の一場面であると思って、演じてください。演出もしっかり自分でプロットして下さい。】」ということでした。
 どんなジャンルでも、「本物は、初めの一音で会場の空気を一気に変えてしまい、その雰囲気に聴衆を引き込んでしまう」からで、役者志望の彼には絶対に身に着け、磨いてほしい重要な能力、スキルだし、まさに「本物の有能な俳優」には絶対必要な要素だからです。

 もちろん、彼は熱心に取り組んで、素晴らしい成果を見せてくれました。いつでもコツコツと、真摯に努力する姿勢は、「すでに一流」と思わせます。これ、重要なんですよ!アマチュアの時に「3流のアマチュアは、3流以下のプロにしかなれない」のですから。一流のプロになった人は、アマの時から一流の取り組み方をしています!
 彼には11月に開催ている「ペぺ田代コンサート」でも、たびたびオープニングアクトとして出演してもらい、大いに花を添えてもらっています。
 またちょくちょく、彼の活躍をご紹介します。お楽しみに。

JUGEMテーマ:ギター教室

定年とギター、リューマチとギター

JUGEMテーマ:音楽

 今日も生徒さんのご紹介です。ペペタス・ギター教室行田校に来ていただいている渡辺さんです。先日ご紹介した加藤さんと年齢的、状況的にかぶるのですが(団塊世代)、お二人とも、この度のペペタス・ホームページの更新にて、「シニアページ」「生徒さんの声」で取り上げさせて頂いたので、連続してのご紹介とさせていただきます。
渡辺さんは、60歳で定年退職を迎えられ、その機に会社から強く慰留され、現在も会社に勤務なさっています。多いパターンですよね!これだけスキルのある人材を、定年前に比べると、安い人件費で活用できるわけだから、なかなか簡単に会社を辞めさせてくれないわけです。
 渡辺さんに「生徒さんの声」へのご協力をお願いしたところ、「熱いギターへの想い」を綴っていただきまして、HP内にて紹介させていただきました。ぜひご覧ください。
 この渡辺さんのように、結婚、子育て期、会社内での責任&仕事の増加で、趣味から遠ざかってしまった方々が、非常に多いのではないでしょうか?

 定年を間近に迎えられた頃、ギターを本格的に再開なさりたいと、ご入学いただきました。若い頃、大分熱心にギターを練習なさったご様子だったのですが、悪い癖があって、「越えられない壁」に長い年月、苦しまれたようでした。
 この「悪い癖」は、渡辺さんが熱心に取り組まれたころに「覚えた形」で、その時代では「一般的な形、演奏方法」だったのですね。それで「いまだにうまく弾けない」という、そういう方が多いです。
 で、渡辺さんには、フォームの修正をはじめ、正しい押さえ方動作認識など、根本的なソフトからインフラ整備に取り組んでいただいたところ「長きにわたって越えられなかった壁」は、半年もかからず、いとも簡単に超えました。
 ペペタス・ギター教室に入学なさる前に、【他のギタースクールさんで熱心に習った経験があり、「越えられない壁」に悩んだ】かたが、多いのですが、そんな皆さん全員、当校にて、半年以内にその壁を超えています。
 そして皆さん、レッスンの折々に「前の教室では、こうしてはいけない、こう弾いてはいけない、と言われていたが、本当にこうして良いのですか?」とおっしゃいます。
 この皆さんは、「一定期間、熱心に取り組んだのに成果が出ないのは、あなたのせいではなくて、手口、方法が悪い」という当たり前を、なぜ軽視されるのでしょうか?
 このように、真面目な取り組みをなさる方ほど「自分の練習が足りない」と考えがちなのですね。皆さん、是非考え直してください。3か月努力して効果が出ないのは、あなたのせいではありません。うまく弾けない方法で、いくら努力して練習しても、決してうまく弾けるようにはなりません。
渡辺さんは、近年、リューマチに苦しまれています。手、指に痛みが出たりしているなかでのギターへの熱心な取り組みに、頭が下がりますし、人生経験豊富な渡辺さんを尊敬もし、私のほうこそ色々と学ばせて頂いています。で、私も渡辺さんも「ギターを弾くことがリハビリになる」ことを確信していて、手の状況を注意深く観察しながらレッスンを進めています。担当医も「無理をしない範囲なら歓迎すべきこと」と判断しているようだし、第一、正しい動作理論に基づいての演奏行為~運動ならば、「痛むわけがない」のですから。
 また、定年を機に「残りの人生を共にするギターを新調したい」とのご希望で、東京・町田のギター製作家「松井邦義」さんにお願いして、オーダーメードでギターを作りました。この写真が、その愛器です。

 渡辺さんは、毎年11月に、学生時代の友人が集まる旅行があって、楽しみになさっているようです。昨年は、ギターを持参し「ターレガの”アラビア風奇想曲”」を発表し、ヤンヤの喝采を浴び、「来年は”アルハンブラの想い出”を弾いてくれ」とのリクエストを頂いたとのこと。よって、現在、トレモロの特訓中ですが、もちろん、その段階として「アルペジオの動作認識」から入り、体系的に取り組んだいただいています。
 ペペタスでは、生徒さんのご希望に応じて「何月何日にこれを弾くので、なんとかしてください」といったようなリクエストにも応じていますが、しょせんは「付け焼刃」の突貫工事。長い目で見たら、やはり大事なことをお伝えしがたいわけですから、あくまで「応急処置」ですね。渡辺さんは「アルハンブラの想い出」に関しては、11月までじっくり時間をかけて取り組む気になっていただいているので(実際にはそんなにかからないと思いますが)、じっくりやってます。
 やはり「アルハンブラの想い出」は、クラシックギターを愛好する者にとって、重大な曲なのですね!皆さんも、本質にしっかり取り組んで、上達してください。

JUGEMテーマ:ギター教室

塚田さんのマーティンOM-42

JUGEMテーマ:音楽

 一昨日に引き続き、塚田さんのギター紹介です。早速、塚田さんからコレクションの写真を送っていただきましたので。
 今日もマーティン(Martin)ギターの紹介で、モデルOM-42です。
 「OM」(オーエム)モデルは、「D」(ドレッドノート)より小ぶりの「000」(トリプル・オー)と同じボディーに、Dスケールのネックを付けたもので、ネック幅がやや広め。ペぺ田代が数多いマーティンのラインナップ中でも、最も実用性が高いとお勧めするモデルです。
 もちろんOMには、18,28,35,42とラインナップがレギュラーで用意されています。もちろん、それぞれ魅了がありますが、この42が最高のバランスだと思います。 特にこの塚田さん所有のOM-42は、私が見た数多いマーティン・ギターの中でも、突出した「超大当たり!!!!!!」個体です。

 OM-42は、見た目がきらびやかでゴージャスですが、音も材料の素性から来る「目の詰まった、比重の高い芯の強い音に、きらびやかで華麗な倍音がミックスされた素晴らしいギターです」。
 【ハズレ】の割合は、そんなに多くないけど、【当たり】も少ないです。まあ、平均点が多い。で、その平均点個体の特徴は、「過度にきらびやかで、第一印象は良いけど、ステージでボディーの底から鳴らすと、芯が強くなく、遠鳴りがたいしたことない」という感じ。手元でゴージャスに鳴るので、それを気に入っていて、「私のOM-42は最高だ!」という方も多いのですが、先日も書きましたが「シビアなシチュエーションで実力を比べると、ハッキリとわかります」。
 モデル42も45などの「きらびやか、ゴージャス、キラキラ系」のモデルで注意したいのは、「材料の比重が高いのだから、最初からそう簡単には鳴らない」というのを理解することと、「きらきら感によって、音像の芯の強さ、太さを見失わない」ことですね。
購入時に、十分注意したいです。

そして、この塚田さん所有のOMー42は、ひとつの理想形ですね、アコースティックギターの。ここまで個体的に【大当たり】するのは1~2年に1本程度だそうです。(私もそう思います)
 実は、このギターは店頭に並ばないで、「輸入→検品→ペペタス・ギター教室へ電話でお知らせ」、という経路を通りました。それは、私が「良いものが入荷したら、すぐに知らせてください。モデルは何でもいいから」とお願いしてあったからです。で、弾いてみて、即決。個体的に【当たり】のギターは、基本的に、そのチャンスを逃さないほうがいいですね。今度、いつそんなラッキーに恵まれるか、分かりませんから!

 マーティンは、さまざまなモデルにそれぞれの魅力、個性があり、何本でも欲しくなりますが、絞れ、と言われたら私は、①OM-42 ②000-28VS ③D-18の3本です。そして、それはオールドである必要なんて、全くないです。個体的に素晴らしければ、新しくても古くても。「楽器」=「音楽を表現する道具」として、真の実力があれば。
 それが分かるようになると、ギターの真価がわかりますよ!そうなるように、皆さんも精進してください。あと、流布されている情報に惑わされないよう、勉強しましょう。
 しかし、塚田さんは、羨ましいな。私の理想の3分の2を、すでに持っていて、毎日弾いているのだから!

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塚田さんのマーティンD―18GE

JUGEMテーマ:音楽

 今日も生徒さんのご紹介です。ペペタス・ギター教室高田馬場校に通っていただいている塚田さんは40代のサラリーマンで、非常に個体的に素晴らしいマーティンを複数お持ちで、実にうらやましい内容のアコースティックギターコレクションをお持ちです。天気がいいと、教室へわざわざギターを持って来てくれます。「さかえ通り」は狭いし、ギター持っていると歩き辛いのに、頑張っていただいてます。

この日、お持ちいただいたのはマーティンD-18GE。マホガニー、サイド&バックのD18でもGE(ゴールデンエラ)の名が示すとおり、非常に良い材を使用しています。ただ、良い材を使っても結果が悪い(音がダメ)なんてことは、ごく普通にあるので、個体的に良い、いわゆる【当たり】のギターに出会わなければ、ハッキリ言って、しょうもないわけです。で、このギターは、「大当たり!」。素晴らしいです。D-18の良いところが全て備わっています。だから、ついドック・ワトソンやトニー・ライス、ブルーグラスでもやや渋い系、ラグタイムやブルースなどを弾きたくなりますな。

 マホガニー・バックのモデル18は、ある意味で最もマーティンらしいギターと評されていて、高級モデル45などよりも、18を愛好する熱烈なファンがいることからもわかるように、独特の美しさにあふれる、実に魅力的なギターです。
 が、個体的に【はずれ】が多い。当たり外れの判別~第一点は、音が「中抜けしていて、3~4弦の厚みと艶が有るか無いか」が、まずはチェックポイント。私、ペぺ田代が厳しく見るに、8割の確率で、ダメです。だから、モデル18は買うのが難しい!

塚田さんは、アコースティックギターで、ソロギターをやっています。もちろん、弾き語りなんかもお楽しみになっていますが、レッスンは、ギターソロを中心に。で、最近は、左手、右手の本質的な動作に取り組んでいて、コレクションの素晴らしいギター達から、正に「本当の音」を引き出せるようになってきました。

 要するに、「ギターを鳴らす腕がなかったら、本当にそのギターがよいか悪いかもわからない」ということです。で、雑誌などで流布されている、全く真実とは異なる価値観で、ギターの買い物をしている人が多いわけですね。で、そういう人がそのギターを「良いコンサートホールのステージで、良い弾き手に弾いてもらい、それぞれのギターを聴き比べると」それぞれのギターの実力が、ようやくわかるのですね!
 全くギターの世界は深いです。だから、ギター(その楽器)の真価を引き出すような腕を持っていただきたいと思うのです。
 なので、ギター本体の話になると、もう、キリがなくなってしまうくらい、楽しいし深いのですね!これもギターという趣味のコクのある部分。やっぱり、楽器に凝らなきゃ楽しみ半分かな?って気がします。
 そのうち、塚田さんがコレクションの写真を提供して下さる予定なので、そうしたらまた紹介します。お楽しみに。

行田市水城公園

JUGEMテーマ:旅行

 今日、私ペペ田代は昨日に続いてペペタス・ギター教室~行田校にてレッスンする日程です。イヤー、寒いです。熊谷が昨夏、最高気温日本記録を更新しましたが、この行田市も同じです。すぐ隣なんだから。要するに盆地なので、夏は暑く冬は寒いのですよ。
 今年は寒いですね。今日も午後から雪が降って来ちゃった。暖冬になれた体には、今年はきついなぁ~・・。でも、まあ、冬としては決して厳寒じゃぁないのでしょうが。
 で、私は健康管理もあって、散歩をします。最近、忙しいのと寒いのでサボりがちなんだけど、今日はランチのあと1時間ほど昼休みをとり、行って来ました。
 秩父鉄道の行田市駅からすぐそばの行田教室から、いつも「水城公園」を通り、約1時間歩きます。今日は、水城公園の冬らしい景色を紹介します。
この噴水、私が小学校の頃からあります。で、寒い日には御覧の通り!今日はそんなに厚くはないけど、しっかり凍ってました。

つぎは、鴨(かも)です。季節にはホテイアオイが入る池に泳ぐのと、散歩してるのと。少し残る雪に鴨の姿は風情がありますね。

 手袋にマフラー、帽子とフル装備も、はじめの20分くらいは手が冷たいです。私は冷え性だから冬は嫌いですが、今シーズンは「冬の風景も美しい」と思うことが多いです。歳とともに感性も変わるのでしょうね。
おまけ~教室近くの神社の裏口の、猫がいました。キジトラと黒どら。三毛はシャッター押す前にいなくなっちゃいました。

モンク・プレイズ・エリントン/Monk Plays Duke Ellington

JUGEMテーマ:音楽

 ギター教室とはいえ、ギターの話ばかりとはゆきません。今日はモダンジャズの名盤「セロニアス・モンク・プレイズ・デューク・エリントン~Thelonius Monk plays Duke Ellington」の話。
味のあるジャケットデザイン

 このアルバムがモダンジャズ史上屈指の名盤に数えられるのは、ジャズに造詣のある方ならいわずと知れた、と言ったところ。
 モンクはビバップ創世記から、そのムーブメントに大きな役割を果たした人ですが、奏者としては指が回らない人で、お世辞にもテクニシャンなんて呼べない人で、まあ、個性派と言うべきか。
 しかし彼が憧れていたのは巨人デューク・エリントン!トータルなミュージシャンとしても巨大な山脈だけど、ピアニストとしても素晴らしく偉大で、そのスタイルは典型的なテクニシャンで、2ビートのストライドピアノスタイルを華麗な、眩しいばかりの壮麗さで弾きまくりました。どれを聴いても目映いばかりの輝き!
 で、モンクはエリントンに憧れ続けたのですな。どう頑張っても、同じ系統を目指すには全く才能が無い自分を見つめながら。そして、そのコンプレックスは独自の音楽を創造する原動力になっていったのですが、でもやはり、「エリントン」が弾きたかったのですね。
 このアルバムは題名の通り、彼のエリントン賛歌です。そして、あのモンクの指が回らぬ下降フレーズ(彼の代名詞のひとつ)、彼があれを弾くときは、彼の頭の中では、華麗なエリントンの音が響き渡っていたのでしょう。
 このアルバムでのモンクは、ドラム&ベースを従えてのトリオで、素晴らしい演奏をしています。エリントンへの敬意、憧れ、嫉妬、愛、様々な感情が昇華され、れっきとしたモンクの音楽になっているのだけれど、しかし「誰が弾いてもエリントンの曲はエリントンの色がある」というラインを超えていません。
 私は、強烈なオリジナリティーを放つモンクのオリジナル作品より、このアルバムを愛聴し、評価しています。
 ギタリストであっても、音楽全体、ジャズ全体に造詣を深め、かつ体系的に理解し、本質を知っておくことは、音楽家として、また音楽教育者として、非常に重要なこと思います。
 皆さんも聴いてみませんか?ちなみに写真は行田教室に所蔵しているアナログレコードのジャッケットです。
アナログレコードは美しい

ヒマラヤ岩塩

 いやー、今日は本格的な雪になってびっくりしました。よく降りました。寒かったし。
こう思っている方も多いでしょうが、今日が生徒さんがギター教室にいらっしゃる日程でなくてよかったなぁ、と。高田馬場教室はいくら駅から近いといっても、どのみち交通機関は乱れていたでしょうし、行田教室に至っては、ほとんどの方が車なので、この路面状態だと危なくて大変だし、戸田公園教室は駅から近くないし、ってことで~休みで良かったな、と思いました。まあ、明日の朝、交通機関や路面状態に問題が多いに残るでしょうから心配ですが。皆さんも気を付けてくださいね。
 で、今日は私は、2週間ぶりの休日になったので、ゆっくりと家でのんびり過ごしました。
 今日のテーマは、最近、はまったものが二つあって、そのご紹介。まあ、いわゆるペぺ田代のマイブームですね、もう、オオハマリ。そのうちの一つをご紹介します。
 私はすごく風呂が好きで、サウナや温泉、もちろん健康ランドに、うちの風呂まで、ともかく風呂なら大歓迎、というくらい風呂好きなのです。
 で、最近家で入浴の時に入れ始めたのが、この写真の「ヒマラヤ岩塩」というもの。家内がネットのアロマテラピーショップで見つけました。
 ほんの少し、お湯に入れると、温まり方がとても効果的で、ホントに温泉(硫黄臭までする)に入ったように温まります。冷え症の私が、入浴後も冷えないでいられて、すごく助かっております。もう、これに比べたら、一般の入浴剤など、しょせん作り物~まがい物~子供だましだな!と思ってしまいます。もう、私の日常生活の小さな楽しみに、なくてはならないものになりました。もう、間違いなく冷え症の皆さんにお勧め!!です。
 また、もちろんギタリストの腕手の日常のケアとしても、温めるのは重要です。
ヒマラヤ岩塩の結晶

 この「ヒマラヤ岩塩」を入れた風呂で、ゆっくり1時間くらい、時代小説の短編(池波正太郎巨匠や藤原緋沙子、宇江佐真理両女史,etc…)などを読みながら湯の中でくつろぐのが、私の気軽なリラックス方法として、ストレスマネージメントに役立っております。もちろん、風呂あがりのビールも楽しみだけど。
 ビールと言えば、塩野入さんが教室新年会の二次会で、その店のクジを引いたところ一等が当たって、「ビール1年分」!!!!!!!!!!!!
 で、塩野入さんのお宅はビールを召し上がらないので、私がいただくことになりまして、ま、大変に嬉しい恩恵にあずかっております。サッポロビールさん、ありがとう!!

昨日の続き

 昨日の続きです。それぞれの生徒さんをご紹介します。

 まずは、埼玉県川口市で税理士事務所を経営している塩野入さん。これから確定申告の時期で、大忙しになりますね。
 愛器のギターは、マーティンOM-35と、東京・町田のクラシックギター製作家、松井邦義さんに特注して作ったクラシックギターデザインのスティール弦ギター。まあ、フォークギターね。
 どちらも個体的に素晴らしい(当たりの)ギターで、素晴らしいです。また後日、写真でご紹介したいです。塩さん、後で写真送ってください。
 もう、長い付き合いで高田馬場教室開業当時からの生徒さんです。ずっとソロギターに取り組んでいて、今はサイモンとガーファンクルの「ボクサー」を練習中です。
 大変ジェントルでにこやかな方で、毎回、丁寧に練習していらっしゃいます。忙しいのに、頭が下がります。
 そう、確定申告をまかせるなら、お勧めしますよ!右下のリンク集に事務所HPのリンク付けときました。
 次は、JR埼京線戸田公園駅の駅ホームからの黄色い看板が見える不動産屋さん「アイホーム」の市ヶ谷さん。
 愛器はマーティンD-45です。本格的に鳴り始めるまでに、丹念な弾き込み期間が必要なこのモデルを、丁寧に付き合って、日々日々、良い反応の「底鳴り」するギターに育てています。
 ここ最近仕上がったレパートリーは、やはりソロギターでイーグルスの「デスぺラード(ならず者)」ビリー・ジョエルの「オネスティー」など。今は「マスカレード」を練習中です。この曲は元々レオン・ラッセルの自作自演にカーペンターズの大ヒット、そしてジョージ・ベンソンの名盤「ブリージン」からのシングルヒットと、耳馴染みの曲ですね。フォークギター、ナイロン弦にフルアコ、何で弾いてもかっこいいです。
 初めて会ったのは、昨日も書いたように私がお客としてお店にうかがったのが最初でして、その時に、親切丁寧な上に「プロ」と信頼できる素晴らしい接客態度に感服して「どこに決まるにせよ、この人からにしたい」と思いました。
 きょう日、どこへいっても素人のバイトしか出てこないサービス、接客業において、最初からその実力を持って、関心、納得させるプロが減りましたね。そんなわけで、戸田、川口エリアの不動産屋さんなら、お勧めします。こちらもリンクに付けときました。

仲良し3人組

JUGEMテーマ:音楽

 戸田教室でのレッスンだった今日。たまたま早く終わるスケジュールとなったので、生徒さんのお二人と一杯やりました。
 まずは、ペぺタス・ギター教室高田馬場校を開設した頃から通っていただいている生徒さんで、川口市で会計事務所を営む塩野入さん。
 ほんとに親しく、長くお付き合いさせていただいていて、とっても仲の良い飲み友達でもあります。もうじき、確定申告の時期で、忙殺される時期に入るので、そのまえに一緒に一杯やりましょうか?と。
塩野入さんレッスン中。

 もうひと方は市ヶ谷さん。戸田公園駅近くで、不動産業を営む方で、私ペぺ田代が戸田に住まいを求める折、たまたま訪れた不動産屋さんが、この市ヶ谷さんで、その時に私は(もちろん家内も)、「どこに住むにせよ、この方にお世話になりたい」と思いました。まさにプロ。
 常々言っていますが、今日、どこへいってもバイト=素人、しか出てこない、お粗末なご時世に、たまたま入ったお店で、これぞプロ、という人材に出会ったラッキー!これを逃すの手はないですよね。それからのお付き合いで、もともとギター好きだった市ヶ谷さん、今ではペペタスギター教室戸田公園校に通っていただいています。
マスカレードを弾く市ヶ谷さん

 で、我々3人は、年齢も近く、かつ職業形態が皆、自営業ということもあって、大変に仲の良い飲み友達でもあるのです。今日もボルドーの赤ワイン2本、シングルモルトスコッチ半分、ビールと紹興酒を半分、と気前よく楽しんだのでした。
 まあ、この顔ぶれがそろったら、酒量はかさみますな。2本や3本じゃ、足りるわけがないのは、毎度のこと。今日はまず、戸田公園教室で、私がフルアコで何曲か弾きつつ、飲みました。(めったにないですよ、こんなこと)
ビートルズなどを弾きながらリラックスして楽しむペぺ田代

 で、お二人は気分良くなってこのポーズでした。
ギターは楽しい!一杯あるともっと楽しい!

 めったにないことですが、しかし、たまにこういうことがあると楽しいです。また明日、それぞれの方をご紹介します。

JUGEMテーマ:ギター教室

猫好きなギター弾き

 私が初めて猫を飼ったのは、大人になってからです。確か19歳の頃でした。それまでは犬が好きだったのですが、自分が猫を飼ってみて、あまりの素晴らしさにぞっこんになってしまいました。今でも猫が大好きで、今は自宅では飼えないのですが、埼玉・行田市のギター教室である実家に、キジトラレディーがいます。
 以前、ギター日記に書きましたが、2004年生まれだから、今年の5月頃で4歳か。もらってきたころは、小さくてかわいらしかった。
子猫の頃


 しかし、最近は大いに肥えまして、もう首からすぐ腹・・・。運動不足に食べ過ぎですな。あんこが好きだったり。でも白あんは食べないけど。
最近肥えてます

 で、獣医さんに聞くと、少々、歯槽膿漏になりかけている、し、まあ、メタボリックですな。困ったねぇ、どうも。なんとか、ケアしてあげないとかわいそうだなぁ。
 昨日、どうもどこか具合が悪いらしく、抱くとすごく嫌がったし、動かないでおとなしかった。大事ないといいのですが。心配です。
 さて、このブログ、めったに更新しないから、お叱りを受けることもあったのですが、今月から頻繁に更新します。それに伴って、生徒さんもどしどし写真でご紹介したいと思っています。どうぞ、コメントなどでも積極的にご参加ください。みんなで楽しいブログにしてゆきたいと思います。よろしく!

初詣

 遅ればせながら、あけましておめでとうございます。皆さん、元気ですか?
年末、年始~現在まで、インフルエンザとノロウイルスに倒れる方が複数いました。もちろん、皆さん、完全に回復し、感染の危険がなくなるまでじっくり療養していました。
 しかし、聞くと、症状がつらいようで、まあ、かかりたくないですな。手洗い、うがいにバランスの良い食事と十分な睡眠時間、降格と当たり前のようですが、このストレス蔓延の日本社会で、毎日の常識としてこれを遂行するのが難しい、おかしな世の中ですね。
 だからこそ、ギターを弾いて、心のマネージメントをしっかりとしましょう。今年も頑張って、ギターと音楽に取り組み、そしてそれが、まずは自分の役に立つこと、そして人さまのお役に立つよう、やってゆきたいものですね。
 さて、我がペペタスギター教室は、会社組織になっておりまして、毎年、商売繁盛などを祈願に、埼玉県秩父地方にある「宝登山神社」へ初詣にまいります。こちらの神社に参るようになって、かれこれ10年くらいになりましょうか?
 埼玉、行田教室のレッスン日に時間を作って、車で出かけます。片道大体1時間半位の道のりで、そして毎年、好天に恵まれ気分がよいのです。今年は、1月8日に出かけました。
宝登山神社本殿
 こちらの神社、「宝登山」というくらいなので、山です。山頂公園は、梅で有名だそうで(残念ながら、一度も上ったことがないのです)そこまで、ロープウエーで上るようになっています。
 社務所で申し込みを済ませ(今年は混雑していたので祈祷の順番が来るまで)小一時間待ち時間があったので、少し小高い山道を歩いて、ロープウエー駅へ行ってみました。
ロープウエー駅
 なんだか、ひなびて懐かしい感じで良かったです。
 神社の空気、雰囲気というのは静かで、穏やかで清々しく、心が洗われる思いがします。ここは、毎年、そう感じます。特に本殿裏手へ回る道に、この写真の場所があって、わたしは毎年、この気高い静けさに感動するし、【静寂に、すぐさま音が消え行く日本音楽の本質】を感じ、弦楽器奏者として強く学ばされます。毎年です。小さいつり橋から、細い水の流れを木立の中に見ています。
本殿裏手の静寂
 2月一杯くらいは、山頂の梅が大層、美しく、香りも良いらしいです。皆さんもギターの合間に、お出かけになってみてはいかがでしょうか?
 というわけで、今年もペペタスギター教室各校と、ペぺ田代をよろしくお願いします。

鹿島、潮来へ小旅行行きました

 連休を利用して、家内とふたり、鹿島神宮から潮来、佐原を回る小旅行へ行ってきました。出かけた頃には小雨模様でしたが、現地につく頃には天候も回復し、美しい天候で初めての地を堪能することができました。
 まったく馬鹿げたハプニング(事故?)もあり、ギタリストとして、あまりにも情けないしお粗末な話なのですが、ご報告します。
 まずは京成スカイライナーにて成田へ。で、少し歩いてJR成田駅にて鹿島線に乗り換え、終点の鹿島神宮へ向かいました。スカイライナーは、いつも成田空港へ行くのに利用しているので、①海外へ出発②パパ(ぺぺロメロさん)のお出迎えなど、私にとっては心嬉しいドアとなっているので、スカイライナーに乗るだけでワクワクする、条件反射が出ます。車内で、用意していったおにぎりを食べ、旅行気分も盛り上がりました。
 鹿島線は4両編成で、座席がとても暖かく、よかったです。車窓の風景も初めてで、あっという間の小一時間でした。
 鹿島神宮駅に到着し、早速、鹿島神宮へ向かいましたが、ランチタイムが終わってしまいそうだったので、近くの洋食屋さん「グリル鹿島」でランチ。丁寧な調理で、おいしかったです。
 で、鹿島神宮へ参拝しました。本殿に参拝した後、奥宮への途中、鹿園があり、多くの鹿が居て、人にも慣れているので、撫でてあげたいとおもい、檻から顔を出している鹿に右手を差し出したところ、薬指を噛まれてしまい、怪我をしてしまいました。我ながら馬鹿な話だと、あきれてしまいました。(この後、潮来で病院へ行きました)
 応急処置で、神主様に大変親切にしていただき、感謝でした。その神主様に後で聞いたところ、ちょうど餌の時間直前で、だいぶ空腹だったようです。どうも、初めから鹿が「ピーピー、ピーピー」鳴いているので、「そうか、そんなに俺のことが気に入ったか?」と思って、私もいい気になって、鳴き真似して近づいたのですが、要するに何でもいいから食べたかったのね。
鹿島神宮の子鹿
 潮来へ電車で移動し、病院へ行ったりでしたが、その折、ドクターに経緯を話したところ「あなたの指が旨かったのかねぇ?」ときたので、「なかなか離さなかったから、まんざらでもなかったようで」といったら、皆さんに大いに受け、看護婦さんから皆さんが、たいそう親切にしてくれました。注射もほとんど痛く感じなかったです。
 宿へ帰る道すがら、たいした距離ではなかったので、歩いて帰ることにしたのですが、道すがら、北利根川に沈むたいそう美しい夕焼けが満喫でき、美しい写真が撮れました。
潮来、北利根川に沈む夕焼け
 歩いているときも感じていたし、夜食事に出たときも、翌日散策した折も、私はとても「この地が心にピッタリくる」気分がして、潮来が好きになってしまいました。また、再訪したい思いが強いです。私は、水の豊かな場所を好むようなのですが、「過去生で潮来に住み暮らしたのだろうか?」と思ってしまいました。
 翌日は潮来散策ののち、佐原へ移動し観光しました。古い町並みに、好天にも恵まれ心楽しく散策できました。名物の鰻も堪能し、短い時間でしたが満喫できました。お土産に名産のごま油などを買ったりして。
懐かしい看板
 帰路、都内の駅にてちょっと嫌な事があって、憤慨しましたが、後になって「憤慨した自分を」反省する気持ちが強まり、楽しい旅行の最後が「・・・」になってしまいましたが、濃い小旅行となり、想い出深い冬晴れの日となりました。

ぺぺ田代のトルコ旅行記

 トルコ旅行に行ってきました。動機、目的はいくつかあったのですが、音楽的には「スペイン音楽の源要素の一部であるメソポタミヤやイスラムの古い音楽にふれる」こと、それから文化、芸術的には「歴史的な流れと、自分への影響」といったところでした。
 結果的に「非常に満足できたし、大変勉強になった有意義な旅行」だったです。もちろん、「旅行自体が非常に楽しかった!」ことが最重要ですがね。
 言葉が分からぬトルコの地ということで、今回は添乗員さんと日本語での現地ガイドさんが付いたパッケージツアーにしました。結果的に大正解で「これ以上無い」ほどの成果を引き出せたと思います。
 今回のツアーは、たまたま少人数のパーティーとなって、参加全員仲良く楽しく過ごせたので、ラッキーだったと思います。また、現地ガイド氏が大変に真面目で誠実な男で、丁寧に解説してくれたので理解が進みました。また、彼自身が趣味で楽器演奏することも手伝い、私の専門的な質問にも丁寧に対応してくれ、感謝でした。
 そこで、皆様にも私のトルコツアーをご紹介したいと思います。日にちを追って進めましょう。

トルコ旅行~第1日

6月10日(日)第1日
 この日はほとんど移動。飛行機がお昼の12時出発なので、9時30分成田空港に集合。朝方10分ほど強い雨が降りましたが、私は傘不要でした。が、搭乗直前から激しい雷雨となり、搭乗後、離陸が1時間送れてしまいました。途中乗り継ぎ、イスタンブールに着いたのが翌日1時過ぎで、ホテルでベッドに入れたのは3時過ぎとなりました。
 雷雨が来た。

トルコ旅行~第2日

6月11日(月)第2日
 モーニングコールは6時。飛行機で眠れていないと、キツイですな。
 トロイ遺跡の復元された木馬。

 この日のメインは「トロイ遺跡」。ローマ時代の遺跡ですね。伝説としては「トロイの木馬」で有名。
 トルコツアーはともかくバスでの移動が長いらしいのですが、まったくその通りでこの日も合計9時間はバス移動。私はその間、サイレントギターで練習したりしてました。
トロイ遺跡のオーディトリアム。

 トロイ遺跡では、柱の様式などが具体的に理解でき、勉強になりました。ご存知の方も多いと思いますが(ドリア式、イオニア式)などの名称があり、我々が普段頻用している音階名称と同一なんですよね。で、どっちが古い時代で、どういった特徴があるか?など理解できました。
エーゲ海が見える。

 トロイから宿泊地アイヴァリクへ向かう途中、山のカーブ道で休憩。そこからエーゲ海が見えました。ここで、露天でナッツを売っていて「ヘ―ゼルナッツ、アーモンド、ピーナッツ」など買い込みました。
 宿泊地アイヴァリクはエーゲ海の海水浴地で、まさにリゾート地。8時から9時までビーチを散歩しました。
夕焼けのビーチを散歩。

トルコ旅行~第3日

6月12日(火)第3日
 朝焼け。

 朝5時40分から一人でビーチを散歩。美しいエーゲ海の朝焼けが見られました。ビーチに出たら、犬が付いてきて一緒に散歩。しかし美しい!海水も透明で、ホントに美しいです。ここで1週間くらい、ゆっくりバカンスしてみたいですね!
 犬3匹と散歩。

中央に見える柱は、ドリア様式にブドウの葉模様の飾りが付いたコンポジット様式。

遺跡内のレリーフの前で。

 で、次の目的地「エフィソス」へ。ここもローマ時代の遺跡で、基本的に「石」。こういった遺跡は日陰が少なくこたえますな。ここはトロイに比べ規模が大きく、広大です。体感するとやはり、感心します。写真だとなかなか、それが伝わらないんですよね。
 石灰棚で。

同じく石灰棚。

 次はこの日の宿泊地「パムッカレ」。ここは石灰棚と温泉で有名なところ。まずはその石灰棚を裸足で登ってゆきます。湯(温泉かな?)が流れ、それが水溜りになっていて、まあ、美しい、しかし、真っ白で大きく、写真にしたら、雪のようです。
 登りきると、ローマ遺跡が沈む「温泉プール」があり、私は入りました。温度は低い。また、足元の遺跡はコケでヌルヌルしていて滑ります。私も足を少し切ってしまった。しかし、得がたい経験でした。ちなみに私が入っているときは、ドイツ人が多かったな。
 ホテルに入り、その温泉に入りました。流石に水着着用とはいえカメラを持ち込みづらいので、写真無しね。茶色く濁った湯で、立って胸元くらいまでの深さがあり、泳げます。温度は日本の温泉と同じ。まあ、いい湯ですな。
 夕食はプールサイドのテラスで、夕日を浴びつつ。食後、ガイド氏のリードで町に出てメインストリートを散歩し、そこのオープンカフェで「チャイ」と「水パイプ」を楽しみました。水タバコは2種。彼が好きな「蜂蜜、りんごの皮」をいれたもの。それに「メンソール」。私はメンソールのほうが気に入ったな。
 水パイプをすう。

トルコ旅行~第4日

6月13日(水)第4日
ヒエラポリスの遺跡。

 まずは石灰棚近くの墓跡「ヒエラポリス」見学。で、移動です。
 サズという楽器。

 ドライブインで、たまたまそこのオーナーが楽器を弾く人で、ガイド氏にチューニング(調弦)を教わって弾いてみました。この段階では、私はまだこれらの楽器奏者が弾いているのを見ていなかったので、持ち方も弾き方も、よくわかりませんでした。その後の日程で奏者を観察し、理解しましたが。とてもよい機会、人に恵まれ、大変、参考になりました。ラッキーでした。ここでつかんだことなのですが、どうもトルコのスケールは、基本的にはエオリアでいいのだけれど、Fを若干シャープさせ、微妙にリディア的フィーリングにすると、雰囲気らしいのですな。なるほどなるほど。人間、どんな時にも勉強だ!
ウードを弾いてみる。ここのオーナーと。

 (参考までに・・・ギターの親戚というか、原型のひとつと見なされている「リュート」は、中東で発生した楽器と思われ、それがシルクロードを伝わり西へ向かいつつ変形したのが「リュート」で、朝鮮半島経由で日本に伝わり変形したのが「琵琶」ですね。で、トルコではリュート形でフレットが無い「ウード」という形で現在に残っています)
 で、5時間半の移動。「コンヤ」という町へ。ここは、今回の旅行で最も期待しているイベントがあるので楽しみ。この町はイスラム神秘主義のメヴレヴィー教団の本拠地で、その創始者メヴラーナ・ジェラールッディン・ルーミーの霊廊を持つ博物館が観光の中心。そこで、その宗教儀式に使用された楽器の展示を興味深く見ました。
展示されているウード。

博物館内の美しい天井。

 この教団の宗教儀式は白いスカートのような衣装を身に付け回転し続ける「旋舞セマー」と呼ばれるもので、私は15世紀から変わらないこの儀式と、その音楽に強い興味を持っているので、この晩に見学した「セマー」は、私にとって今回の旅行のハイライトだったわけです。大変に考えるべきことをピックアップでき、参考になったといえます。
 端的には「14世紀末~15世紀ころのスペイン音楽と似ている」「竹笛(縦笛)の扱い方が尺八に似ている」など。
 セマーと言われる旋回する踊り。

 要するに、先にも書きましたが「中東で発生したものは西へ、東へと伝わった」わけで、西の果てスペインと、東の果て日本。この両者を良く知る私は、その両方を併せ持っているトルコに、強く共感したし、引かれたわけです。
 大体、ガイド氏に「トルコ人みたいな人が来た」と言われたし。というわけで、素晴らしい一日が終わりました。

トルコ旅行~第5日

6月14日(木)第5日
 さあ、この日はカッパドキアだ!もう、日本でも有名ですが、風雨に浸食されたキノコ型の奇岩群の大地。また、イスラムの迫害から逃れたキリスト教徒たちが落ち延び隠れて暮らした地下都市など、楽しみは尽きません。
キャラバンサライの門の近くで。

 コンヤを出て、じきにシルクロードに入って一本道。徐々に景色が変わってゆく。途中のドライブインは「キャラバンサライ」(大昔、シルクロードを旅する隊商が宿泊した砦)向かいにあって、ここでCDが購入できました。トルコ伝統楽器による古楽と、アナトリア地方のフォークダンス、昨夜観たセマーのDVDなど。ここでもガイド氏が多いに手助けしてくれた。感謝。
地下都市内部で。

 で、観光は「地下都市」から。祭壇に宗教画が書かれていたのですが、イスラム人によって、多くは破壊されています。ただ、一番あきれたのは、観光客が掘り込んだ落書きが大量だったこと。もっとセキュリティーをしかっりしないといかん。
ウードの弾き方が分かりました。

 昼食が洞窟レストランで、ミュージシャンが演奏しており、食後、ウード奏者の前に回りつぶさに見学でき、奏法が理解できました。
キノコ岩。

らくだ岩。

 午後は、カッパドキア奇岩群。イヤー、大きいよ。広大だ。生で体験しなくちゃ分からんな!この凄さは。何箇所か景観スポットを見学。トルコ石宝石ショップ(アンティークトルコ石が美しかった)、カッパドキア・ワイナリー試飲(1本買った)と続き、ホテルへ。
ライトアップされた三美人の岩。

 夕食後にOPツアーで「ライトアップカッパドキア&ベリーダンスショー」。夕闇に見るキノコ岩の絶景。ショーは、民族舞踊(アナトリア各地方のもので、・求愛・収穫など各種あり興味深かった)、セマー(いらないな)、ベリーダンス(いまひとつ)で、12時までとやや長く、旅行疲れの身には少々重かったな。
アナトリアの民族ダンス。

トルコ旅行~第6日

6月15日(金)第6日
 まずは数箇所、奇岩群を見て、トルコ絨毯工場へ。今回購入予定無し。しかし、参考になりました。
シルクの美しいタペストリーは芸術品。この品質で1千万近い値段らしい。

 お願いして、シルクのタペストリー(絨毯のような実用品ではなく、完全な芸術品)を見せてもらった。素晴らしかったです。1平方センチあたりの編目の細かさが仕上がりの美しさに直結しているわけで、ここまでの細かさになると、特にシルクの場合は目が非常に疲れるので、一日にこなせる時間も少なく、かつ30歳くらいまでしか出来ないそうな。それ以降はコットンの絨毯織職になるそうです。
コーヒー占いは、みえた図柄から判断。白い猫が見えますか?

 この絨毯工場でトルココーヒーをもらって、「トルココーヒー占い」をしてみました。ガイド氏と一緒に。
ギョレメ野外博物館。

 次はギョレメ野外博物館。キリスト教徒達の洞窟住居、礼拝堂など、彼らのコミュニティーだった場所。イヤー、暑い。日差しが強い。駐車場に向かう途中でトルコアイス食べる。
マッサージ機は結構新型。

 さて、ここからアンカラへ移動。途中のドライブインでマッサージ機(3分1トルコリラ=90円くらい)にかかった。流石にお疲れです。
巨大な塩湖。

 途中巨大な湖~干上がって塩の結晶になっている~塩湖に寄りました。湖畔から水があるところまで2.5kmだって。広い。ちなみに水深はマックス1.5mだと。いづれ、干上がってしまうんだろうな。ここの店には人懐こい(トルコでは皆そうだったが)犬と猫がいまして、猫好きの私は一緒に遊びました。
トルコの猫は皆やせてます。人なつこい。

 首都アンカラは、ホテルの立地が郊外だったこともあり、特に報告無し。ただ、トルコに入って缶ジュースでおいしいのにあたっていたので、家内に飲ませてあげたくて購入。重かったな。甘いけどおいしい。ブラッドオレンジ&ザクロと、ピーチネクター。
アンカラ市内、街道沿いの小さいスーパー。外国のスーパーを見るのも楽しい。

トルコ旅行~第7日

6月16日(土)第7日
 モーニングコールは5時半。朝早くから移動。ラッシュ前にアンカラを抜けてしまわないといけないので。
 イスタンブールは大きい。美しい。しかし、人も多く、大混雑。午後から観光。イヤー、忙しいです。
 オスマントルコ帝の宝物館を擁する「トプカプ宮殿」。
トプカプ宮殿内の門。アラビア語でコーランの一部が記されている。

 宝物館はもう、宝石、宝石、宝石‥‥。凄い。総額では多分、国がいくつか買えるな。残念ながら撮影禁止。エメラルド、ルビー、ダイヤ、パール、何でもありだ。しかも、装飾も美しいし、石自体の規模もすごい。見なきゃ分からぬボリューム。そう、そのボリューム=オスマントルコ帝の権力に、只唖然。
 日本のことわざ「座って半畳、寝て一畳」を思い出すも、あれを見た直後に、このことわざを心に沁みるものとして実感できる人は、達観してる人だな。私には無理だった。
ブルーモスク内部。明かりは、今は電気だが昔はろうそくだった。だから低い位置にある。このドーム(主ドーム)の直径24m。高さ42,5m。広い、大きい。

 ブルーモスクは、ステンドグラスの青も美しい。また、アラベスクに覆われた大きなドームも美しいですね。
グランドバザールのメイン門の「ヌルオスマニエ門」。

 次はグランドバザールへ移動し(周辺は渋滞してる)、ショッピング~ここの文化は値段交渉。飲み物を振舞われ(これは全トルコ共通の慣習)、名前を名乗りあい、互いのことを話し知り合いとなってから、買い物、値段交渉をする。私は「英語と日本語、どっちが得意?」と聞いたら「英語」というので、英語で終始進めました。ちなみにカシミナのショールを買いました。この買い物の交渉自体が楽しいエンターテイメントで、まあ、満喫できました。
ガラダ橋を望む。皆上から釣りしてる。下のフロアはレストラン街。

 これで、約束された観光日程は終了。この日は夕食が付いていないので、皆で「ガラダ橋」のシーフードレストランで食べました。ここは参加ツーリストの自主的な行動ということで、英語で交鈔できる私にお鉢が回ってきまして、レストランオーナーと交鈔しました。まあ、雰囲気良いし、美味かったけど、勘定の計算を3000円くらい多く請求するように間違っていたし、サービスのデザートは遅いしと、良くない店だったな。また、そういったクレームに対し、英語が分からない振りをしようとしたし、ガイド氏のヘルプで乗り切ったが、不愉快だったですね。まあ、皆さん、こういったことは海外観光地ではあることなので(私は結構慣れている)、臆せず文句を言って、カタをつけるようにしましょう!

トルコ旅行~第8日

6月17日(日)第8日
 ガイド氏の好意で、朝、タクシム広場(新市街)へ散歩。
タクシム広場の路面電車の前で。

日曜の朝ということもあり、店は閉まっているのが残念。帰路、楽器屋街もあり、それが皆シャッター閉めで、店内が見られず残念でした。違う場所で1店だけ中が見られましたが、ウードは必ず売ってるね。
 さて、あとはホテルに戻ってチェックアウト。空港へと向かいました。ちなみに空港免税店で葉巻(愛用のモンテクリスト)を少し買いました。
 飛行機に乗り込んで、なかなか離陸許可が出ずに、1時間以上待たされたのですが、これが機内が異常に暑く(32~3度かな?もっとか?)、参りました。要はエンジンをガンガン回さないとエアコンが効かないらしい。まったく!だいいち、「こちらは機長です。20分ほど離陸が遅れます」と案内したきりなしのつぶてで、不親切ですな。
 まあ、海外旅行はいろんなことがありますよ。それも一興かな?

トルコ旅行~第9日

6月18日(月)第9日
 朝9時55分、無事に成田着。飛行機では食事後、寝ました。よほど疲れていたのか、目は少し痛かったのと軽い頭痛、足が疲れて痛かった、など自分の年齢を感じる有様でした。トホホ。
と言うことで、ペペ田代のトルコ旅行記、お楽しみいただけたでしょうか?食べ物は全て、写真撮影してあるので、世界3大料理と言われるトルコ料理をご紹介しても良いですな。確実なのは、トルコは「パンが抜群においしい」ということ。
 リクエストを多くいただければ、そんなことも新たに書きたいと思います。

ペペタス・ギター教室発表会

 去る6月3日(日)池袋・自由学園明日館 講堂にて、ペペタスギター教室・生徒さんの発表会が開催されました。
 今年は何とか天候に恵まれ、美しい歴史的な建物の素晴らしい音響に相まって、美しいギターの響きが堪能できました。
 参加の皆さんも、熱演ぞろいで、イベントとしても楽しく、参加の方々は有意義に過ごせた一日となりました。
 昨年の発表会で発券された問題点を、きっちり解決して上達なさった方も多く、この定例発表会が皆さんのモチベーションにおおいに貢献していることは言うまでも無く、今から来年への豊富を語る生徒さんもいて、素晴らしいイベントだったと確信しました。
 1時のリハーサルから6時の撤収まで、参加の皆さん、お疲れさまでした。また、打ち上げに参加の皆さん、遅くまでお疲れさまでした。実に楽しく、おいしく、過ごせましたね。
 今回も見学者が少なかったのが残念です。どうも、参加者の皆さんは「自分が出るので、恥ずかしいから見学者を呼ばない」という方が多く、残念でなりません。音楽は「人が人に伝えるもの」で、そのキャッチボールが成立して、初めて、本当の意味で生命を持つ訳ですから、まあ、気持ちは分かるけど、次回からは最低5人くらいは呼んでください。イベント、またエンターテイメントとして楽しいのだから、広くギターの素晴らしさを沢山の人に伝えたいです。どうぞご協力を願います。
 また、今回は素晴らしいギターが多く揃って、ギター音そのものの楽しみもまた、格別でした。
 ちなみにマーティンだけでも、D-45,OM-28V,OM-35,D-28CWBRなどなど。クラシックはペペ・ロメロ・Jrが2本!!!などなど。
 出し物も、弾き語り、アコギのソロ、デュオ、ベースとのデュオやトリオ、フルートが加わってスタンダードジャズや、勿論クラシックギター独奏のあり、まったくペペタスの特色である、「ジャンルなんて無い!高品質の音楽とギターがあるだけだ!」を体現する内容になりました。
発表会での生徒さん参加でのイベント、参加者全員合奏。

 その後、私ペペ田代が40分ほど演奏しました。音色が素晴らしく、流石にギターの実力!恐るべしペペ・ロメロ・Jrの新作#116!
 音量、音色、ダイナミクス、音楽性・・どれをとっても、現在、世界最高水準のコンサートギターですね。いつでも、ギターが導いてくれる。音楽を作ってくれる。私は心を開放して、ギターに導かれるままに演奏すればよい、というくらい、まさに銘器の鑑。
 これこそが、音楽を演奏するための「楽器」だと確信しています。ただの木工屋が作ったギターとワケが違うな。もう、次元が違う。
ペペ・ロメロ・Jr作#116を弾きました

 来年は、おそらく2008年5月3日(土・祝)時と場所は同じ予定です。今月中に正式決定いたします。すでに、抱負を熱弁している生徒さんもおり、今から楽しみです。

JUGEMテーマ:クラシックギター

クルーズレポートのおまけ

 一夜明けて19日(土)。前々から、「船を降りたら、揺れてる感じが残りますよ」と脅かされていたのですが、何故か帰航した昨日は全く症状なく「流石に俺は揺れに強いな~」と思っていたのですが、一夜明けてこの日は終日、頭の中が揺れに揺れて、体の少しふらふらする始末。まあ、これも楽しい旅のスタンプですな!
 で、陸地でギターを弾くと、実に巧く弾けるのです。やはり、船の揺れが、巧くいかなかった原因だったのですな。
 で、そこから学んだこと‥‥ 演奏姿勢の安定、保持に足、腰が果たしている役割は相乗以上に重要だ。よって、足の機能を再構築してゆけば、テクニックも高まるはずだ。
 という定義を持ちましたので、早速、研究を開始します!なんにおいても、勉強だ!

ふじ丸クルーズ帰航

 いよいよ帰航。総じて天候に恵まれ、知り合った皆さんとも楽しく過ごし、大満足の日々でした。私は仕事で乗ったわけですが、全部遊びなら、何倍も楽しかっただろうな。
 でも、まあ、私はギター無しだと駄目なので、まあ、ギターの神様がくれたプレゼントだったのでしょう。
 出航が早まったので、明け方、駿河湾で停泊し時間調整したみたい。そのせいか、ぐっすり眠れたなぁ。
横浜。みなとみらいの観覧車が少し見えます。

晴海に入港。出迎えのセレモニーも嬉しい出迎えだ。

 無事に帰航で、皆さん、お疲れさま。知り合った皆様にも挨拶できて良かったな。
と言うわけで、ペペ田代の「ふじ丸クルーズレポート」でした。
 で、私は一旦帰宅し、昼寝をした後、夜は銀座王子ホールで「アンヘル・ロメロ」のコンサート。まあ、いわば私の叔父にあたるわけですが、私は初対面。終演後、バックステージにて、ご挨拶できました。