まずはニュースです。ペペタスギター教室のHPが、全面的にリニューアルされました。VTRや写真も沢山配置しました。まだまだ、手を加えたり、ページが増えたりする予定ですが、ひとまずの公開になりました。
昨夜遅く、公開してもらったのですが、少々、技術的な問題が発生していまして、今夜には解決し、めでたく、「ひとまずの完成~無事完全公開」となる予定です。どうぞ、今夜以降に御覧ください。
さて、今日の話題は、正月にギターリペアをお願いしていたギター製作家・松井邦義さんから作業完了のお知らせを頂いたので、1/31(日)に取りに行ってきました。
私のギブソンL-4(丸窓)のリペアでした。
まずはフレット交換。私の愛用する、大きめのフレットを打ってもらいました。
相変わらず、いい仕事です!
指盤のコンディションも、カンナを薄くかけてもらって、良くなりました。
指盤のフィーリングは、まったく変わってないので、流石、名人ですな!
表面版の割れ。昨年の購入時からありました。ピックガード下&ネック脇。
裏側から修理(当木)してあったのですが、「接着強度がほとんどない状態っだったので、ついでに治しといたよ」と言うことで。
薄い当木とニカワでの接着&補強。
裏板のハガレ(4か所以上あった)も、全部修理してもらいました。なんたって1928年製のギターだから、疲れてます。
ですが、ここで、【
正しいリペア】をしておけば、これから数十年、安心して使えます。
ギターを知り尽くしている私と松井さんが、修理の方針を決定したので、結果が悪いはずがないです。もちろん、名人~松井邦義のお手柄です。
ついでに、マーティンOM-18CTMを持参して、簡単なメンテナンスと、エンドピンジャックの取り付けもしていただきました。
互いの信頼関係が、何より重要ではありますが、こんなに安心して、リペアをお願いできる方は、そうはいない。
私のギターのリペア&メンテナンスは全て、松井さんにお願いしています。
ただ、人気クラシックギター製作家ですから、自分のギター製作で年中、忙しいわけで、なかなか、リペアも頼みづらい。
製作工程の流れの中で、時間がとりやすい時期を、あらかじめ(相談して)教わっておいて、そこに無理やり、お願いします。
いつもわがままを聞いてもらい、感謝。感謝。
昨年末に仕上がったスティール弦のハカランダ試作品【FTS-BR】。前回も紹介しましたね。
非常に素晴らしい仕上がりで、製作者自身、気に入っています。
購入を御希望の方には、売ると言ってました。私もお薦めします。凄く良いギターですよ。
ペぺ田代が仲介させていただきますので、私に連絡ください。
さて、前回のブログを書いたら、「修理を頼みたいので、紹介してほしい」と問い合わせが、いくつかありまして、「やはり質の良いリペアのニーズは多いな」と思いました。
実際、その中のいくつかの注文は、松井さんが引き受けたそうです。
で、松井さんに、「もっとリペアを受けたらどうですか?」と言ってみたところ、「やはり自分の製作が第一になるので、スケジュール次第だし、まあ、どうしてもって、言ってくれる人は考えるけどね~・・・」と歯切れが悪い。
なので、御希望の方、私が仲介します。でも、引き受けてくれるかどうかは、時期と症状(リペア内容)次第だと思いますが。
でも、残念ながら、質の悪い(というかレベルが低い)リペアが常識的に氾濫する中、(ギターを本当に知り尽くしてないせいだと思う)これだけの職人さんは貴重です。
皆さんも、ギターの修理は、本当に信用できる人に任せたほうがいいですよ!
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