伊勢志摩へ行ってきました。念願かなって、久しぶりの伊勢神宮の参拝と、伊勢志摩での美しい景観の中での演奏動画撮影を目的に。
しかし残念ながら旅行中、毎日、雨となり、屋外露天での演奏撮影は出来ませんでした。
最終日、ぎりぎりまで点来海をしたのですが、とうとう駄目で、宿泊したホテルの軒下を借りての撮影となりました。
宿泊したのは「タラサ志摩」というリゾートホテルで、ビーチを背景に、何とか撮影することが出来ましたが、カメラの動画ファイルサイズ設定などにミスがあって、生憎、画質の良くない動画になってしまいました。
が、音の方は何とかうまく撮れました。
波音、雨音、鳥の歌と、素敵なエフェクトがそろった内容になりました。
お楽しみ頂ければ幸甚です。
演奏は2曲で、どちらも私、ペペ田代のオリジナル作品です。
2005年発表のCD「遠い日のソナチネ」に収録した曲です。
「若い母の子守唄」は、小春日和の日差しに、日だまりに咲くタンポポのような暖かさに、赤ん坊を抱く若き母親をイメージしました。
「遠い日のソナチネ」の作曲動機は、「ある秋の夕暮れ、数十年ぶりで子供の頃に通った小学校へ行ってみました。
すると、あの頃と何も変わっていないものが沢山あって、驚きました。それは過去の自分との再会のようで、少しセンチメンタルで柔らかいひとときでした。
夕日を背に、自分の影を見つめながら横切った校庭を、今また歩いてみると、どこかで笛の音が聞こえたような気がしました。」