久しぶりの更新で恐縮です。昨年後半より、プラーベートにて諸々、大きなことが続きまして、ブログ更新等が手につかない状態でした。
流石に精神的にも疲労困憊しまして、なかなか難儀しました。
良いことも、悪いこともありました。中でも身内の闘病が長引き、随分と心配もしました。そして、そのことで自分の将来についても考えさせられました。
さて、ぺぺタスギター教室に集う生徒の皆様。常に随分と幅広い職種の方々が通って頂いています。医師の方も結構いらっしゃいます。
彼等から聞くところによると、「現在、ガンで闘病する高齢者の1/3は強い酒と喫煙が原因」らしいと。
私が子供~若い時分、どこの会社に行っても「タバコの煙モ~モ~」で、応接室には大きい灰皿とライター完備。
喫煙が成人男性の証、のような風潮でありました。私もヘビースモーカーで、毎日2箱、40本のシガレットを喫煙しておりました。タバコを止めてから早くも16年位経ちましたが、私自身は、禁煙できてよかったと思っています。
で、この時代に長い年月、喫煙と酒の日々を過ごしてきた皆さんが、今、高齢者となってガンになってしまった方が多いのだということだそうです。
私の身内も、手術前日に「原因は酒とタバコです」と執刀医から明言されました。
タバコは分かる。百害あって一利なし、は周知の事実。
しかし、ショックだったのは、口腔喫煙(ふかす)のと吸い込む喫煙が、影響としては大差ない、という点でした。
では、「強い酒って?」、と聞けば、「アルコール分25%を超える酒を薄めずに飲む場合」だそうです。
「肉に強い酒をかけると変色するでしょ?あれと同じことが咽頭や食道で起こっているわけですよ。毎晩続ければ、リカバーする間も無いわけでしょう?それば、ダメージが蓄積します」とのこと。逐次御尤もでござんす。
私はウイスキー、コニャックなど、ストレートで飲みます(勿論、そうするのはシングルモルトや真のコニャックなどの良いものに限りますが)ので、やや心配になりました。
でも、ウイスキー、コニャックのストレートは、多くて月に1~2回。それも、良い酒に縁が無ければ、数か月、無し。だから、ストリクト(厳格)にストレート飲酒を止めようとは思わないんです。
悪いのが分かっているのに、享楽、あるいは人生の楽しみと天秤にかけてバランスを取る。人間とは贅沢なもんですね。